釣りの上手い親父でありたくて・・・

　ゴールデンウィーク明け、中々仕事に対してエンジンが掛からないものの溜まりに溜まってしまった仕事は山の様にあるわけで、無理矢理自分の尻を叩いて休み前のやる気を掘り起こす。当分釣りはしないと心に誓ってみた。


みたけど・・・


行っちゃった！


やっぱり駄目な僕・・・


日中、一つ大きな仕事を終え。気分良くしているとフラフラと釣具屋に足が向いていた。渓流ルアーを物色し４ポンドのラインを購入すると、心の中の悪い虫が疼き出す。釣具屋に行くと言うことは臨戦態勢を整えるという事で言わばいつでも出撃開始なのである。

少ない時間だけど、行ってみるかぁ！



茨城県と福島県の県境！かなり新緑が膨れあがり、初夏の彩りが見えてきた。天気は霧雨！







何度か足を運んだ小渓流・・・・


ゴールデンウィーク明け随分場も荒らされてしまっているのかなぁ？と思いながら入渓すると案の定比較的綺麗であった川べりにコンビニの弁当のカラやら空き缶やらがそこら中に落ちている始末！非常に寂しくなってしまう！この様な人達が自然に何を求めて入り込み、戯れ様としているのであろうか？川べりに落ちているゴミを見てどの様にに感じ、何を思って捨てるのか理解出来ない。

それでもせっかく来たのでガイドにラインを通し、相変わらずＤコンをセットし出撃してみた。

小渓流だけあって型は中々期待できないが比較的魚影の濃い川であったのにも関わらず魚を見ない、相当数の人が休みの日に入ったんであろう。

釣行開始２０分、小刻みなアタリを感じる！手前まで寄せた所でブレイク！２０センチ程のヤマメであった。



その後、一度小さいヤマメがルアーを追うもののバイトまで至らない！


かなり登ったところで、ゴンゴンと若干強めのアタリを感じる。突然の出会いに焦り強めに引っ張り出そうとした瞬間、パァーンとライズされ痛恨のブレイク！


アタリが暗くなってきた所で終了とした。


ゴミを持ち帰るなんていう事は山であろうが町であろうが当たり前の社会のルールであり、キャッチアンドリリース（小さい魚）にしたって皆さんが理解している事であろう。いつ行っても気持ちの良いフィールドを守るのは私たち一人一人感性そのものだと感じる。


少々、後悔していることがある。こんな事を書きながらも私自身、人の捨てた川べりのゴミを持ち帰る事は無かった。次回入渓した際には少々大きめのビニール袋を腰に下げてゴミ拾いをしながらというのもどうかなと思った。



ロット：天竜　シェリー　５０ＵＬ
リール：シマノ　ツインパワーＭｇ２０００Ｃ
ルアー：Ｄコンタクト　ヤマメ　ニジマス　カラー　他